歯科医院の予約変更フロー|受付から再登録までの分岐表

歯科医院の予約変更フロー|受付から再登録までの分岐表

DX・デジタル

歯科医院の予約変更フローは、「新しい日時を決めたら終わり」にせず、元の予約の処理と変更後の確認までを一つの仕事にします。特に確認待ちが発生したとき、誰が患者へ返答するかを決めておくと、受付間の引継ぎを整理できます。

この記事では変更依頼の受付から再登録までを扱います。変更を減らす施策や通知の配信設定ではなく、日々の処理で迷わないための院内手順です。

最初に本人と対象予約を確認する

依頼を受けたら、院内の本人確認手順に従って対象患者と元の予約を特定します。複数の予約がある場合は、変更対象の日付、時刻、診療区分を読み合わせます。家族からの申出は、医院で定めた代理受付の範囲に沿って確認します。

患者が「次の予約」と言っていても、医院の表示順と一致するとは限りません。推測で選ばず、日付を具体的に伝えることが大切です。変更前の内容、受付時刻、受けた担当者を記録してから候補を探します。

変更理由は判断に必要な範囲で分類する

理由を詳しく聞き出すことより、受付で完結する日程調整か、診療側への確認が必要かを分けます。患者が伝えた症状等は、受付が診断的な言葉へ置き換えず記録します。

依頼の状態

受付の処理

確定までの確認先

内容を変えず日時のみ変更

同じ条件の候補を探す

院内で承認済みの予約ルール

相談内容や症状の変化がある

要点を記録して確認待ちへ

歯科医師等、院内で決めた担当

必要な準備や担当が分からない

推測で短い枠に移さない

元の診療を把握する担当

元の予約を特定できない

本人・予約情報を再確認

予約情報の確認担当

この表は院内で調整する例です。診療の緊急性や次回受診時期は、都合のよい空き枠があるかだけで決めません。

診療内容と枠を再選定する

新しい候補は、元の診療内容、必要時間、担当者、チェアや機器の条件を保ったまま探すことを基本にします。変更によって担当者が変わる場合や、予定が大きく先になる場合は、院内の確認条件に沿って診療側へ相談します。

「短い枠なら入る」という理由で受付が区分を変更しないよう、選べる区分と承認が必要な区分を分けておきます。患者の希望と条件が合わない場合は、何が未確定か、いつ・どの方法で返答するかを整理してから会話を終えます。

患者への返答は確定前と確定後で分ける

確認前には、予約が成立したと受け取られない言い方にします。

「○月○日への変更をご希望ですね。予定している内容でご案内できるか確認し、○○の方法でご連絡します。現時点では変更は確定していません」

確定後は、新しい日時だけでなく、元の予約をどう扱ったかも伝えます。

「○月○日○時への変更が確定しました。元の○月○日○時の予約は取り消しています。ご案内内容をもう一度確認させてください」

確認中に元の予約を保持するか取り消すかは、患者の希望と医院のルールを合わせます。受付の都合で両方を無期限に残さず、保持の期限と返答担当を記録します。

変更後の登録は4点を照合する

一連の処理が終わった時点で、次の4点を確認します。

  1. 新しい予約が、合意した日時・内容・担当で登録されている。
  2. 元の予約が、取り消しや変更済みなど適切な状態になっている。
  3. 患者へ案内した内容と、台帳の内容が一致している。
  4. 関連する連絡・準備が必要な担当へ伝わっている。

自動通知を利用している場合は、変更が通知にどう反映されるかを導入時に確認します。元の通知が残る仕様なら、患者へ何を見てもらうかを決めておきます。ここは製品ごとに異なるため、自動で処理されると決めつけません。

引継ぎは未処理の仕事が分かる形で残す

引継ぎ欄は「患者から連絡あり」だけでなく、対象予約、希望、確認済み事項、残る確認、次の担当、返答期限を一組にします。確認先へ送った時点で完了にせず、返答を患者へ届けたところまで追います。

IPAのクラウド安全利用の手引きは、管理担当者や運用ルールを決める確認を挙げています。予約変更でも、操作を担当する人と処理完了を確認する人を決めることが参考になります。

小規模医院では一人が一連の処理を行っても構いません。その場合も、途中で電話や会計が入った後に再開できるよう「受付・確認中・返答待ち・完了」の状態を残す方法を用意しましょう。患者情報を含むメモは、誰でも見える場所に置かない運用にします。

よくある質問

元の予約は最初に削除したほうがよいですか?

一律に決めず、変更の確定状況と患者の希望を確認します。未確定のまま消える、二つとも確定で残る、といった状態を防ぐ手順が必要です。

理由は細かく入力する必要がありますか?

日程調整や診療側への連携に必要な内容に絞ります。私生活の詳細を無理に聞く必要はありません。

誰が完了を確認しますか?

原則の担当を院内で決め、不在時の代行も用意します。担当名がない確認待ちを残さないことが大切です。

出典

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Selectdays カスタマーサクセス担当

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